有り難いような、申し訳ないような。
でも、焦ってるっていうのは私も自覚していて。
早く答えを出してあげないといけないって、勝手に思っていた。
会えなくなってからも、このまま昇華されない想いを抱かせたままには…しておけないから。
「…もう少し勉強します。」
「するな。それで誰かにいいようにされるなら寧ろもう何もするな。」
「えー。」
じゃあやっぱり、自分で学ぶしかない…か。
私はるうの顔を思わず見つめる。
なんだよと。
るうが不思議そうにしていて、その様子に笑ってしまって。
「…るうは優しいね。」
私を責めることも、急かすこともせず。
自分の気持ちと向き合っても分からないことも多い。だけど、分かったこともある。
今のるうとの関係は、心地よくて安心できて。
私にとってはやっぱり大事で仕方ない人だけど。
この関係性を壊してしまうのは、私には少し怖いかもしれないな…と。
思ってしまう、私は臆病者なんだろう。

