あーあ。
無駄に話したせいで、私の目が冴えてくる。
早く寝てしまえれば楽なのに。大体二人とも私を休ませてあげようとか、そういう優しさはないわけ?
「俺ちょっと薬取ってくるよ。まさか熱が下がりきらないとは思ってなくて持ってきてないから。」
「ああ、じゃあ俺も適当になんか食材集めてくるか。」
お?
これは、再び一人になって休めるチャンス。
「ちょっと待ってろよ?」
そう言って二人が部屋を出て行ったので。私は目を閉じて眠ってしまおうと考える。
身体の熱は未だに冷めることを知らない。
このまま燃え尽きてしまわないかと少しだけ不安もあるけど。
燃えたら燃えたで、それもいいか。
「…はる。」
早く会えるように。
私が元気になったら、すぐにるうに向かってもらうからね。
たぶん私の今の状態じゃ、るうは行きたくても行けないだろうから…。
だから、早く元気になるね。

