(一)この世界ごと愛したい





「その格好もあるけど、やっぱ戦場で治療するのとは訳が違うな。」





そんなこと言われると。



こちらも恥ずかしくなるじゃん!?!?






「ど、どうしたらいい!?着替える!?」


「…俺が無心になる。」


「はいっ!!」




私はレンに再び背中を向けて座る。


とりあえず露出部から治療するようで。バスローブはそのまま。腕や足から治療される…けど。





もうね。


私の残りわずかな体力が悲鳴をあげる。





「ちょっとリン、動かないで。」


「…はい。」




かくんかくんと、頭が下がる。


もう恥ずかしさも忘れ、私は睡魔と戦う。





「…リン?」


「…ん。」


「…勝手に脱がすよ?」


「…ん。」




私はもう夢か現実か、微妙なラインを行き来していて。


ここからは何が起こったのかも記憶にない。