こうして無事に報告を終えた私は、重い身体を引き摺るように何とか自分の部屋を目指して歩く。
「……。」
「……。」
レンも何も言わずに着いて来ているのは気付いているんですが。
特に何も言ってはこない。
レンのためとは言え、失礼すぎる発言をした手前。少し気まずい私。
「…やっと着いたー。」
甲冑重い!早く脱ぎたい!
お風呂も入って、自分の血も人の血も洗い流したい!!
そして早く寝たい!!!
「お邪魔するね。」
「…え?」
てっきり部屋の前まで送ってくれるだけかと思っていたが、レンはなんの躊躇いもなく私の部屋に入る。
私お構いできる体力ないですよ…?
「…さっきはごめん?」
「何の話?」
レンはさっきの私の非礼を気にしてるのかと思いきや、謝る私をきょとんと見ているだけ。
…どうやら気にしてはないのか。
とりあえず甲冑を脱ぎながら、スーザンとの会話の件だと説明する。
「どうせ俺がもう戦に出なくて済むように気を回したんでしょ?」
「…お見通しでしたか。」
私は甲冑を一先ず部屋の隅に置く。
そして次はお風呂に入りたいんだが。
レンをどうすればいいのか分からず、とりあえず椅子に座る。
「送ってくれてありがとう?」
「うん。」
「…えっと?」
「お風呂はダメだけどシャワーはいいよ?」
あ、ここにまだいるつもりなのね。
そうですか。

