「…ほう。姫は寛大だな。」
「寛大も何も、彼等には城攻めの折助けていただきました。その功績を見て見ぬふりは出来ません。」
「姫の顔に免じてと言われれば許さざるを得ないな。本来なら一族皆殺しにするところだ。」
危ねえ!!!
まじで言っといてよかった!!!
この阿呆王碌でもないな。
「ご理解いただき感謝します。」
そこから被害の規模など必要な報告を済ませる。
もうそろそろ解放してくれと願っていた時。
「姫の武勇を、私も見たかったですね。」
「…スーザン様。」
お前おったんかい。
「レンは戦の役に立ちましたか?」
「…そうですね。」
何かの謀か、ただの好奇心か。
スーザンはレンについて私に訊ねる。
「レンが役に立ったなら、今後の戦にも大いに力を発揮してもらいたいものだ。」
なるほど。
そういうことか。
「それは困りました。」

