恥を承知で伝えて、俯く私。
「どこまで可愛いの?」
「っ…!?」
そんな私をヒョイっと抱えて運んでくれるレン。
ご迷惑おかけしてすみません!!!
「可愛さ出したつもりはないんです。レンも疲れてるのになんかもうごめん。」
「大丈夫。今ので疲れ吹っ飛んだ気がする。」
レンは私を抱えたまま、シロに乗り。
そのままアキト軍と合流を果たしました。
遅いとるうに小言を言われながら、とりあえず早く帰国しようと言うことになり。
夕方には到着が見込まれていたが、結局王宮へ戻る頃には日は沈んでいた。
それがみんなの疲れの証拠。
「るうー、私の甲冑だしてー。」
「あー。」
国門の直前で、私は一度下馬し甲冑をその場で纏う。
「おもー。」
「こんな場面で着るならもっとヤバそうな時に着てろよ!?」
「いやー。甲冑はそもそも私の戦闘には向かないんだよー。」
アキトがブーブー言ってるのを流して。私は移動中少し持ち直した身体で再びハクに乗り、セザール王都への帰国を果たした。

