(一)この世界ごと愛したい





「なんか変だよ?大丈夫?」


「そう?」



だってなんか甘すぎない!?





「あー。さっきリンにお嫁さんだって言われたから。ちょっと舞い上がってるのはあるかも。」


「っ!?」




そんなことここで掘り返す!?



確かに言ったけど、あれは心配性なレンを安心させたくて…って。




そう言えば告白的なことされたんだった!!!





「〜っ。」


「あんまり可愛い顔しないでよ。余計離せなくなる。」




戦のことで頭いっぱいだったけど、色々思い出しきて大混乱の私をさらに追撃するレン。





「早く戻ろ!みんな心配するから!!」


「…わかった。」



渋々私を離したレンは、立ち上がりシロに近寄っていく。


私も同じ感じで行きたいんです…が。




もう未だに身体の自由が効かないのが悔しいです。





「リン?」


「……。」


「立てる?」








「…立てない。」