きっと、るうも私と同じ気持ちだよね。
早くこの戦を終わらせて。
一秒でも早く、ハルに会いたい。
「その恩に報いるためにも、意地でも勝とうね。」
「最初からそのつもりだ。」
エリクなんて塵にします。
「…ハルが起きたら、お前どうする?」
「まずは怒られるだろうから、全力で逃げるかな。」
「なら俺も同罪だしとりあえず撒くか。」
「もっと怒りそうだねー。」
ハルが目覚めた後のことを。
そんな楽しい未来のことをるうと話しながら、私たちは再び城へと目を向ける。
「…ハルに会えるなら、気合い充分だよ。」
「ああ。」
るうはやっぱり嬉しそうで。
そんなるうを見て、私も思わず顔が綻ぶ。
「…何笑ってんだ。」
「るうとハルと早くまた遊びたいなーと思って。」
「そうだな。あいつに話したいことが山程ある。」
えー、私も混ぜてほしい。
私だって。
ハルに伝えたいことがたくさんある。
「じゃあ、さっさと終わらせようか。」
「だな。」
楽しい未来を思い浮かべて、丘の頂上へ。

