(一)この世界ごと愛したい





あまりに突然で。


夢見心地だけども。




ハルに会える。


この希望を私はそっと胸に抱える。







「君の役にちゃんと立てるまで、俺にはそんな資格ないって思ってたけど。」



「え?」



「もう、呼んでもいいのかな。」






レンはそっと、私を抱きしめて。




耳元で囁いた。




















「…好きだよ、リン。」