登ってみるとこの丘結構しんどい。
自分の疲れも相まって、足が少し重いです。
「あ、リンおかえり。」
「トキただいまー。」
「南門大丈夫そう?」
「微妙かなー。でも今日を越えられたからもう大丈夫だよー。」
寧ろここから、逆に過酷になるのがこの本陣だと言える。
トキは私とるうに食事まで準備してくれて。
細かいところまで考えていただいて、トキには頭が上がりません。
「夜襲組はまだまだここから頑張らなきゃでしょ。」
「うん、頑張るね。とりあえず先に甲冑重いから着替えてくる。」
トキが天幕使ってと言ってくれたので、大人しく天幕を借りて着替えました。
ようやく身軽になった身体。
真っ黒で統一した服は動きやすくていい感じです。
「姫、お疲れ様。」
「うん、おつかれー。」
天幕から出ると、さっきは姿が見えなかったレンとアキトがいて。
そしてるうもちゃっかり準備を済ませている。
「シロのご飯ももらってもいい?」
「あとでこっちであげとくよ。置いていくでしょ?」
「助かるよー。」
私はるうと用意してもらった食事を済ませる。
「あ、ノイン将軍がいなくなったの。」
「はあ!?」
「それで南が苦戦したのか。」
飄々と言い放った私に驚くアキトと、冷静に分析するトキ。そして興味なさそうなレン。

