(一)この世界ごと愛したい





指揮者がいると、割と素直なノイン軍はみるみる押し返し。


なんとか北との拮抗は保てた。




るうに連れてきてもらった、クロード将軍の指揮官に私から引き継ぎを行う。





「ご無理を言ってすみません。」


「何を仰いますか。ノイン殿がどこに行かれたかは分かりませんが、これは明らかなる軍律違反。我等軍人の落ち度であって、あなたが気に病まれることはない。」




そう言ってもらえると少しは気持ちが楽になる。




「恐れ入ります。よろしくお願いします。」


「お任せください!」




一応、何かあった時のためにクロード将軍に援軍の相談をしていてよかった。



まさに、クロード将軍こそ神です!!!






「あいつどこ行ったんだ。」


「たぶん本陣を探しに行って、恐らくもうエリクに丘のことがバレてるだろうね。」


「ったく。どうなってんだこの国は。」


「…とりあえず、レーダー頑張ります。」




周囲の警戒にかなり労力を費やす。


けど、これも想定内だ。