指揮者がいると、割と素直なノイン軍はみるみる押し返し。
なんとか北との拮抗は保てた。
るうに連れてきてもらった、クロード将軍の指揮官に私から引き継ぎを行う。
「ご無理を言ってすみません。」
「何を仰いますか。ノイン殿がどこに行かれたかは分かりませんが、これは明らかなる軍律違反。我等軍人の落ち度であって、あなたが気に病まれることはない。」
そう言ってもらえると少しは気持ちが楽になる。
「恐れ入ります。よろしくお願いします。」
「お任せください!」
一応、何かあった時のためにクロード将軍に援軍の相談をしていてよかった。
まさに、クロード将軍こそ神です!!!
「あいつどこ行ったんだ。」
「たぶん本陣を探しに行って、恐らくもうエリクに丘のことがバレてるだろうね。」
「ったく。どうなってんだこの国は。」
「…とりあえず、レーダー頑張ります。」
周囲の警戒にかなり労力を費やす。
けど、これも想定内だ。

