たぶん、最終確認を済ませるためにるうはこの場を離れたんだろうと言うことは分かる。 何だかるうが急に大人びて見えた。 そして割とすぐに戻ってきた。 「あ、るうおかえ…り…っ!?」 出発直前。 私の頭は真っ白になった。 戻って来たるうは、颯爽と馬車に乗り込んで。 そしてまた、私をグイッと抱き寄せた後。 …私に、そっとキスを落とした。