もうみんな勝手にしてください。
私は付き合いきれません。
「サク、一つだけいい?」
「なんすか?」
「もし私に何かあった時は、迷わず本陣に合流してトキのところに戻ってね。」
私がそう言うと、サクは持ち前の明るさで笑い飛ばした。
「大丈夫っすよ!その何かがないようにすんのが俺の役割なんで!」
「…おーサク、よく分かってんなあ?」
「あ、隊長!おはよっす!」
蹴り飛ばされたアキトが復活。
「何が何でもリンを連れて帰ってこい。」
「もちろんすよ!」
アキトとサク。
二人の中で通じ合う何かがあるんだろう。
アキトの言葉に大きく頷くサクに迷いはなくて。ただただ、アキトを信じているように思えた。
「私のことはいいのにー。」
「それよりリンお前さっきの話…いでっ!?」
「アキトいい加減にして。」
まだ私と話し足りない様子のアキトを、トキが後ろから蹴った。
さっきから蹴られてばっかりだな。
「だあー!もう!!!」
「アキトうるさい。」
準備万端のレンもやってきた。
「うわー…。二人並ぶとすげー絵になるっすね。」
「「え?」」
私とレンを見て、サクが呆けている。
そんな私たちはきょとんとすることしか出来ずにいると、サクがすかさずブンブンと頭を振る。
「リンちゃんがお嫁さんなのも、苦労しますね。」
どう言う意味だ!?
と思う私とは反対に、レンは苦笑い。

