こうして、るうと話しる内に刻一刻と時間は流れていく。
止まってはくれない。
「…みんな起きて来たね。」
「だな。」
「分かってると思うけど、るうは日中はほどほどにね。」
「敵は選べってことだろ。」
そう。
私の障害さえ無くしてくれれば日中はそれでいい。
「あとは今夜の大仕事をきちんと終えられれば、大丈夫だと思いたい。」
「それまで本陣が無事なら、な。」
「何とか持ち堪えてくれるといいんだけどね。」
私とるうは、野営地へ戻ることに。
トキが早速動き出していて、流石は凄腕の軍師だなと思う。
「リン!ちょっと来て!」
「はーい。」
そこからトキと最終的な確認を済ませて。
そんな中まだ起きてこないアキトに苛立つトキに私は事情を説明して。
とりあえずもう少し寝かせてくれることになった。
「俺らは五千で丘を取りに行く。」
「五千…うん。いい数字だね。」
「平地戦ならラッキーだけど、籠城されるなら面倒でも迂回するしかないかな。」
「いい目眩しになるように私が全注意を惹きつける。」
丘取りを出来るだけ悟られないように。
目立つだけ目立って戦おう。
「リンは自分の使い方が上手いね。」
「いつものことだからねー。」
私という囮に翻弄される敵を討つ。
これがそこそこ使う常套手段だったりします。手っ取り早いし効率もいいからね。
「あとはトキに任せるけど、レンのことはくれぐれもよろしくね。」
「はいはい。」

