「お前はレンの嫁だ。」
「そうだね?」
「俺とレンは幼馴染で…だから、俺は…。」
「うん?」
もう話の行方がさっぱり見えません。
アキトはなんだか難しい顔で、何かを考えていることは分かるけど。
「…俺には無理か。」
「…?」
「よく聞けよ、リン。」
「はい。」
私はアキトに向き合う形でちょこんと座る。
「俺は、リンの味方だ。」
「へ?」
「お前がこれから何をしようと、例え俺の国に攻め入ったとしても。俺は味方でいてやる。」
そんなことを言う将軍がいるだろうか。
「アレンデールにしたことは、完全にこっちの王族の阿呆共が悪い。」
あーあ。
アキトの目には何もかもお見通しなのか。
「だから俺はお前を責めねえ。好きにやれ。」
「……。」
「ただ条件がある。」
私の復讐を、見逃す代わりにアキトが求める条件とはなんなのか。
気になる私は、ただ静かにアキトの言葉を待つ。
「全部片付いたら、思いっきり遊ぶぞ。」

