アキトの言葉は不思議だ。
私の核心に迫るようなことをサラッと言い当ててしまう。
将軍を続けるなら…か。
「アキトは怖いね。」
「はあ?」
「なんか全部見透かされてるみたいで、怖い。」
きっと、アキトは気付いているんだ。
「将軍には将軍にしか見えねえ景色がある。」
「……。」
「だからこそ思うんだ。」
「アキトっ…!!」
言わないで。
そう思って、アキトの言葉を遮ろうと動いた私の腕を掴んだアキトは。
真っ直ぐに私を見つめて。
逃げずに向き合えと。
そう言わんばかりに力強い目で訴える。
「お前は戦には向いてねえ。」

