よし、充分休めた!!!
辺りは薄暗くなり始めていて、兵糧を開けているのか良い香りが鼻を突く。
「…シロ、ちょっと休みすぎたね。」
シロはどこか申し訳なさそうな顔をする。
「シロは悪くないよ?もう少し休んでて?」
そう伝えて、私は早々に起き上がり身体を伸ばす。
せめて甲冑脱いでから寝たらよかったなー。身体痛いなー。
「姫起きたみたいだよ。」
そんな私にレンが気付いて、私の方へ来てくれた。
「おはよー。設営順調だねー。」
「もう起きて平気?」
「寧ろ休みすぎたよ。とりあえず私の天幕どこー?」
まずは甲冑を脱ぎたい。
これから各所回るのには邪魔だし。出来るだけ体力は温存したいからね。
「リンこっちだ!」
「うん?」
アキトがぶんぶんと手を振って天幕の一つを指差す。
「天幕が足らねえんで、俺と二人だ!」
「ふーん。」
「なんだその反応!?もっと喜べ!?」
「えー、別にどこでもいいよ。それに私と寝るの嫌がるのはアキトじゃん。」
アキトがモゴモゴと何か言っているが、さっさと甲冑を脱ぎ捨てたい私は指差された天幕にとりあえずお邪魔する。
素早く着替えて、髪を解く。
「さて。」
私は、私のやるべきことをやろう。

