「普通に考えたら俺とリンだろ。」
「どんな普通だあ?普通で言えば結婚してんだしレンとリンが同じ天幕…って、待て待て。そうなると俺とルイ…それはむさ苦しすぎる。」
「死んでもごめんだ。」
「んだと!?」
「アキトうるさい。」
るうとアキトが争い始め、大声を出すアキトをレンが諌める。
そこからも揉めて揉めて。
中々決まらない様子を見兼ねトキが天幕から出てきて、じゃんけんで決めろと一喝。
言われた通り、じゃんけんした結果。
「いよっし!!!」
勝者、アキト。
つまり私とアキト。るうとレン。
振り分けられた天幕。
「お前マジで指一本触るなよ。」
「負け犬の遠吠えかあ?」
「…てか、天幕あんまり関係ないんだけどな。」
「はあ?」
るうはシロに寄り添い眠る私を見て。
小さく溜め息を吐く。
「今から起きたら、リンもう寝ねえし。」
レンとアキトは目を丸くする。
けど、るうは正しい。
戦の最中、私が眠ることなどほとんどない。
よっぽど長引く戦の時は流石にるうが見兼ねて休ませてくれるけど。

