「るうのそういうとこ……。」
好きだよって。
言おうとして止まった私。
今までならサラッと言えていた言葉も、もう簡単には紡げない。
『…お前が好きすぎる。』
るうの言葉が急にフラッシュバックして。
途端に思考が停止する。
「…リン?」
「な、なんでもない!行こっ!」
頭に疑問符が浮かんでいるるうと部屋に戻り、着々と準備を進める。
もう戦以外のことは考えない!!!
そう意気込んで、最後に金の甲冑を身に纏う。
しっかり帯剣し、髪は進軍用にハーフアップ。
るうにもらったピアスはそのまま。
とにかく目立ってなんぼ!
ということで、赤いマントのような布を靡かせて。
「神っぽい?」
「あー。まあ、そうだな。」
よしよし。
今日の私は神様です。
緋色の瞳と金髪なので。
とにかく赤!金!をこれでもかってくらい仕込みました。
日中にこれだけ目立てば、夜の暗闇で黒と同化する私を易々とは見つけられまい。
夜襲用の黒い服も準備済みです!

