るうはすぐに朝食とコーヒーの準備。
しばらくいただけないことを考えると、どうしてもいつもより有り難く思えてしまう。
「うー美味しい。明日もほしいー。」
「はいはい。」
「甲冑は面倒だから出発直前に着替えるね。」
「はいはい。」
はいはいとしか言わないるう。
私が少し膨れると、全部予想通りだと笑われた。
「どうせワンパターンですよー。」
「拗ねんな。」
「拗ねてないですー。」
相変わらずな私とるう。
先日の告白なんて、今はもう私の頭には残っていなくて。
ただ目の前の戦に重きを置いていた。
「ちゃちゃっと陛下に挨拶して、間に合いそうならアキトたち見送りに行こう。」
「ちゃちゃっと済めばいいけどな。」
諸々の準備を済ませて。
私たちは広間へ向かう。
扉の向こうには、セザール王と三人の王子が既に待っていて。
…あれ?
とりあえず朝に広間に来いって言われたから、割と朝早めに来たんだけど。もしかして遅すぎた?
「お待たせしました…か?」
「我々が早すぎただけだ。姫が案ずることはない。」
相変わらず私にはゲロ甘だな、陛下。

