私も早く寝なきゃ…。
と考えたところで私は思い出す。
レンの様子見に行くの忘れてた!!!
「どうしよ。」
あーもう。
思い出してしまうと気になってしまう性分の私は、気付けば部屋を出ていた。
コンコンと。
レンの部屋を叩くけど応答がない。
さて、どうしたものか。
ここで私は一つ、レンが行きそうな場所が浮かんで足を進める。
それはレンと遭遇することの多い屋上。
「……。」
屋上で大の字にごろんと横になっている人を、すぐに発見しました。
私と同じ金髪の髪が、風で揺れている。
「…いつもと逆だね。」
「姫?」
いつもは私が先にいることが多いし。
私の登場に驚くレンを置いといて、私はその隣にストンと座る。
「今日もう少し早い時間にレンに会おうと思ってたんだけど、ちょっと遅くなってごめんね。」
「謝ることないけど、何か用だった?」
「明日だし大丈夫かなって、勝手に心配してただけ。」
レンは少し目を伏せる。
「…本当は戦なんて嫌いだし。万を超える人間同士が殺し合う場に医術師が参戦するなんて、考えられないことなんだけどね。」
「うん。」
「それでも引き返せないのは分かってるから、行くのはもちろん行くんだけど。」

