あれ? るうってこんなにカッコいいんだっけ? 顔はね。綺麗な顔で、美男子だと国内でも有名だったりするんだけど。 長年一緒にいすぎて、何だか変な感覚だ。 「…いよいよ私は死ねないね。」 るうを死なせるわけにはいかない。 「当たり前。」 「るう可愛くない。」 今夜はこの地下室で過ごすと、我が儘を言う私。 そんな私にるうも同意してくれて。 今日は久しぶりにハルと、三人で眠ろうという話になった。