(一)この世界ごと愛したい





「もう、むりっ!!!」




私はるうを思いっきり押して、限界アピール。





「……。」


「るうのばか!!!」




私は堪らず頭の上まで布団を被り丸くなる。



あー。絶対顔も赤いし、とんでもない格好だったと思うし、もう嫌だ。





「…っ!?」


「もうなにもしねえよ。」




るうもベッドに潜り込んできた。




それはいつものことなんだけども。


今はもう何とも言えない私の感情が大暴れしていて、過敏すぎるほど反応してしまう。






「…なんでこんなことするの。」


「他の男にいいようにされて、我慢できる方がどうかしてる。」




るうに背中を向けて横になっている私を、るうはそっと後ろから抱きしめる。





「私は気にしてないけど。」



「お前はな。俺にはとても無理だ。」



「なんでるうが無理なの?」


















「…お前が好きすぎる。」






まるで剣で心臓を刺突されたように。



私の心臓が大きく跳ねる。