何をそんなに。
何がそんなに、るうを追い詰めているんだろう。
「私はるうがいないと困る!!!」
嘘でも詭弁でもない。
「るうがもし嫌だったら、その時は教えてほしいけど。少なくとも私は今、とてもじゃないけど手放してあげられない。」
「…リン。」
るうが私を引き寄せて、ぎゅっと力強く抱きしめる。
「もうお前の瞳の色が変わらなくて済むように、俺も努力する。」
「久々すぎて私もびっくりしたけど。あれはエリクが悪い。」
そう言えば、るうは知っていた。
私の色変わりする瞳のこと。
子供の頃は、それはそれはご迷惑をおかけしました。
子供なので、制御できない怒りを私は四方八方に当たり散らしていたのを思い出した。
「なあ。」
「ん?」
傷心中のはずのるうが、よく分からないことを私に言う。
「今日、今から俺が何しても許してくれるか?」
…うん?

