もうこのまま眠ってしまいたい気持ちは山々なんだけど、るうをほっとくことも出来なくて。
「るうおいでー?」
「……。」
呼ぶと反応はしてくれて。
私が転がるベッドにストンと座ったるう。
「…痛くないか?」
「痛くはないけど、早くこれ取りたい。」
私は輪っかを見せて訴える。
「ああ、鍵な。探しとく。」
「うん。」
「……。」
「もう、元気出してよー!」
あまりにも落ち込みまくりのるうに、私は耐えきれずに鼓舞。
私が落ち込むならまだしも。
「無理。」
「どうして?」
「お前が大事すぎる。」
それは、嬉しいし有り難いけれども。
「私の傷に責任なんか感じなくていい。」
「ハルに会わせる顔がねえ。」
「そんな顔なくていい。だからるうは元気でいてよ。」
るうがそんなに落ち込んでると、私まで元気なくなるじゃん。
ハルだって元気なるうがいいに決まってる。
「…リンに限ってって、油断しすぎた。」
「私起きた時には手錠に足も縛られてたし。人数もいたし。実は最初は諦めてたのー。」
「簡単に諦めてくれるな。」
「うん、だから最後は頑張った!」

