私は大丈夫だし。
今現状、一番深手を負ってるのあなたですけど。
どうやらわざと壁に頭を打ち付けたるう。
その頭の傷にもレンは手早く手当てを施している。
それから私の手当てに差し掛かった。
「縫わなくてもいいけど、あんまり無茶すると傷口開くから出来るだけ安静にね。」
「はーい。」
私の腕と足は思ったより傷が深そうだったけど、縫わなくてもいいということで安心。
その代わり、これでもかってくらい強めに包帯が巻かれる。
「はい、これでいいよ。」
「ありがとうございますー。」
治療を終えたレンは、道具を片付けるのも兼ねて部屋へ戻ると言うので見送りました。
るうは治療中もずっと大人しくしていた。
いつもならバスローブで出てくるなと、ギャーギャー言う場面のはずなのに。それも気付いてないのか何も言わない。
私も疲れてることもあり、そのままベッドに転がった。

