情けねえと、落ち込むるう。
逆に珍しいことだなと、驚く私。
「…余裕なさすぎた。」
るうはそう言って座り込んでしまった。
「まあまあ、元気だして?」
「で?怪我か?」
「怪我っていうほどのものじゃないよ。だからとりあえず鍵よろしく。」
「ちゃんと確認してく。」
確認しないでください!!!
そうして、私が羽織を脱ぐのを待つるうとレン。
…見られすぎて、なんか嫌です。
「やっぱやめよ!私お風呂入りたい!」
「そんなの後でいいだろ。」
「いや、けど本当にもうお見苦しい…というか。そんなに見せれたものじゃない…というか。」
もごもごと言い訳する私を、耐えかねたるうが押さえつけ羽織を奪い取った。
「るうっ…!?」
中にはまだレンの上着を仕込んでいたので、女性として隠すべき場所はなんとか隠せているものの。
明らかに切り裂かれた服。
腕や足から今も出血している傷口。
あの部屋少し暗かったから、はっきり見えていなかったが身体中に点々と咲く赤い痣。
「……。」
「……。」
「…る、るう?」

