私の頭の上にバサっと自分の上着を掛けたレン。
どんな仕打ちだ!?
「リン!!!」
そこに駆けつけてくれたのはアキト。
「あ…きと。」
アキトは私の姿を見て目を見開く。
こんなにボロボロだから仕方ない。
「…お前。」
「うー。レンがっ…!」
「はあ!?」
レンが私に酷い扱いをするとアキトにチクってやった。
するとそれはもう鬼の血相のアキト。
「レンてめえ!!!」
「いや、待って。なんか違う。」
「お前は何してんだよ!?」
ヒートアップしてるところ悪いが、私はアキトをちょんちょんと叩く。
「どうした?」
「これ、どうにかならない?」
手錠を見せて、アキトに外してほしいと頼む。
「…こんな状態のリンに迫るなんて、俺はお前を見損なった。」
アキトは私の手を持って、固定する。
両手を繋ぐ鎖の部分に剣を当て、力一杯切先に力を込めた。
「鉄は外してやれねえけど、少しはマシだろ。」
「ありがとうー!」
とりあえず手に自由が戻って喜ぶ私。
そしてずっと疑問に思ってることを、二人に聞いてみた。
「…ねえ、るうは?」

