「姫っ!!!」
ドアから飛び出したのはレン。
るうじゃなくて良かったとホッとしてすぐ、レンは意外にも戦士たちに向き合い剣を抜く。
「どこの誰かは知らないけど。君たち何してるの。」
「ああ?こっちはお楽しみの真っ最中だ、外野はすっこんでろ!!!」
戦士が数人、レンに向かって剣を振り上げるが。
レンは華麗に躱し戦士たちを逆に斬る。
…そう言えば実は強かったんですよね。
でも私は、こんな状況にも関わらず。
誰よりも命を慈しむレンが、剣を振ることが悲しいことに思えて。近くにいた戦士の隙を突き、剣を奪い取りレンの剣を止める。
「…だめだよ。」
「っ!」
私はレンを止めた後、戦士たちを見て。
「なんにもなかったことにしてあげるから、早く帰った方がいいよ。その内ここにもっと厄介なのが来ちゃうから。」
るうがこの場の全員を斬り殺してしまう前に。
どうか早く消えてほしいです。
どうか命を大切にしてください。

