(一)この世界ごと愛したい





私の足を再び掴み、縛り直そうとしている戦士。


そして、改めて私を撫で回す戦士。




「もう無理そうだね。」




ここで再度足の自由を奪われると、もう逃げるチャンスは来ないと察した私。






「…とりあえず、ひと暴れしてみようか。」




どうせ無理なら、悪足掻きでもしてみよう。





そう思いロープを持った男を再度蹴り飛ばし。


その反動を利用してベッドから脱出。



窓に向かって走り、その窓を手錠のついた手で思いっきりぶん殴りました。






「いったー!?」




窓ガラスの破片がブスブスと私の手に刺さる。



しかも何階かは分からないけど以外と高かったー!!!



それでも構わないと、そのまま窓から出ようとしたが一人の戦士がそれを阻止。足だけで応戦し、捕まりはしていないが。



もう戦士たちは全員、私を取り押さえようと抜刀。





…さて、どう乗り切るか。







そう考えた刹那。



この部屋のドアが、大きな音を立てて打ち破られた。