「おい、足の縄外せ。」
「分かった。」
…え?
足解放してくれるの!?
一人が私の足のロープを親切にも切ってくれて、私はラッキーと口元を緩める。
「……。」
だけど、まだ動いちゃだめだ。
こういうのは機会を伺わなきゃね!!!
「…あ。」
と思ったけど。
自由になった私の足は無意識に動いてしまった。
足を這ってくる手の感触を感じたので、反射で思わず蹴り飛ばしてしまった。
「てめえ!?」
「つ、つい!わざとじゃないんです!」
蹴られた人はどうやら短気みたいで。
すぐさま剣を取り私へ振り下ろす。
「っ…!」
その剣は私の腕と足を掠めた。
服もボロボロ。顔と腕と足から血が流れ。
それはもう悲惨な状態。
…るうが見たら怒り狂いそうだな。
「足やっぱ縛り直せ。」
うそー!?

