「思いを返すその術を、確かに私は存じ上げませんが。それでも直向きに優しい彼らを、可哀想だなんて言わないでください。」
「…あなたは綺麗事が好きなのね。世の中の男女は、愛されるか愛されないか。それが全てよ。」
分からない。
愛されるか、愛されないか。
その二択しかないなんて、そんなわけはないと。私は思ってしまうんですが。違うのだろうか。
「愛が分からないなら、私の戦士たちに教えてもらうといいわ?」
マリナ様そう言って、部屋から出ようとする。
戦士に、教えてもらう?
「好きにしていいわ。その代わり最後はしっかり止めを刺しなさい。」
こうして、マリナ様は部屋を出て行ってしまった。
部屋には拘束された私と、数人のマリナ様の戦士たち。
…どうしたものか。

