そんな呑気に考えてると、この部屋へ続々と屈強そうな男たちが入って来た。
…あー、だよねー。
このまま笑顔でバイバイなんて出来ないよね。だって殺したいほど、私が憎いんだもんね。
「朝方、王宮に入り込んだ方々ですか?」
「…気付いていたのね。ええ、私の可愛い戦士たちです。」
「つまり、あなたが狙われたのは自作自演…と。」
そりゃ殺気の一つもないわけだねー。
はい。
みなさーん。
本来であれば私、すぐにあの窓から飛び出して逃げるところなんですよね。
ここが何階かは知らないけども。
死ぬよりマシだしね?
でも今の私にはそれが出来ません。
足はロープで縛られ、手は手錠のような鉄の輪で固定されています。
剣は部屋の床に刺して来たからないし。
あってもこの腕じゃ振れないんだけども。

