私ならあんな綺麗な人、何回でも送ってあげたいと思うけどな。
今はちょっと気まずいから嫌だけど。
「やっぱルイもか。」
「え?」
「マリナは異性愛が強すぎるんだよ。」
異性愛…?
恋多き女ってことか???
「マジでベタベタと撫で回しやがって。」
「本当に。」
げんなりしている二人を見て思った。
マリナ様。
いくら美人で綺麗でも許されないこともあるみたいですよ。
「なんか、お疲れ様?」
「そんな俺を見捨てたこと、俺は忘れねえ。」
「ごめん!そんなに嫌だと思わなくて!次はちゃんと助けるから!」
寧ろ男なら喜ぶものだと思ってたよ。
「じゃあレンにもごめんだね。私てっきりマリナ様のこと好きなのかと思って。逆に困らせたね?」
「あー…うん。もういいから。これ以上傷口を抉らないで。」
「…?」
とりあえず二人がマリナ様に捕まりそうになったら、私が引き摺って逃げたらいいんだな!
マリナ様もその異性愛は是非ともエリクに向けてほしいものだ。

