「マリナ様、すみません。」
「いいんです。私こそレン様とお話するのが楽しくて。つい長居してしまいました。不快な思いをさせてしまって申し訳ございません。」
「あ、いや…私は大丈夫です。」
そして、マリナ様はすぐレンへ声を掛ける。
「レン様、お付き合いいただきありがとうございます。アキト様も此度の戦、武運を祈っております。」
ペコリと綺麗にお辞儀をして。
マリナ様はこの場から去って行った。
これじゃあ私が追い払ったみたいじゃないですか!?
もうこちらこそ申し訳ないです!!!
「助かったよ、アキト。」
「ああ。にしてもあの女も変わらねえなあ。」
…おや?
アキトはレンを助けに、来たのか?
「姫は?どうしてここに?」
「私はアキトが無理矢理引っ張るから。」
「あの女追っ払うにはリンがいた方が都合がよかったんだよ。」
つまり、私は便利に使われただけか!?

