嫌がる私を無理矢理引っ張り出したアキト。
中庭に向かって一直線に歩いていく。
「ね、ねえ。やっぱやめよ?」
「こんな面白いもんほっとけるか!」
「面白いって…。」
マリナ様ごめんよー!!!
もうなんか色々ごめんよー!!!
「おい!レン!!!」
中庭に降りるなり早々レンを大声で呼ぶアキト。
私はもう連れられるまま。
そしてこちらに向く、レンとマリナ様の視線。
「アキト…と姫?」
「アキト様、リン様。こんにちは。」
もう、マジで勘弁してくれ。
「レンお前、新婚の浮気はダメだろ?」
「浮気?」
「そうそう。こんなとこでエリクの嫁とイチャイチャしてる場合かあ?」
イチャイチャどころか…と一瞬思ったが、私は思考を止めた。
アキトって本当暇なんだなー。

