(一)この世界ごと愛したい





「お姉ちゃん、ルイに手伝ってもらった方がいいんじゃない?」


「だってるういないんだもん!!!」



そう。


こんな時に限って!前日なのにも関わらず、るうがいない!外出中!



どうしたらいいの!?!?





まず何を準備すればいいんだ。


身の回りの物って服以外に何がある。




「…うう。」



るうがいないと、自分の身支度も出来ないことに気付きました。


潔く諦めます。はい。




私はふらふらと自室へ戻ることにした。



もういいんです。向こうで旦那さんに買ってもらおう。セザールだって大国だ。従者の一人くらいきっと分けてくれる。



そうだそうだ。なんとかなる。





「あ、ハルに挨拶してなかった。」



自室へ行くつもりだったが、方向転換しそのまま地下室へ向かった。