時は、刻一刻と進む。
思い残すことがあっても、待ってなどくれない。
あれからるうは出掛けることが増えたり、かと思えばずっと一緒に仕事をする日もあったり。
結局、出国に関する話はお互いせず。
もしかしたら着いて来てくれると思ったのは、私の勘違いだったのかもしれないと少し焦ったり。
だって、自分の準備なんかなーんにもしてないからね。
荷造りだって身支度だって、本当になーんにもしてないんだからね。
…今からでもやるべき?
なんて考えながら過ごしていたら、あっと言う間に出発前日です。
「ちょっと待って!?何持ってけばいいの!?」
前日になって、ようやく荷造りを始めた私は城中を駆け回って準備をしている…つもりだ。

