珍しく気が合いますね、トキさん!
私も同じ気持ちだよー!!!
「アキト軍の力は絶対に必要だから、離脱はさせてあげられないけど。もしやりにくいならアキト軍の指揮も、私が取ることも考えたりしたの。」
「…こんな内輪の馬鹿げた戦ごめんだよ。」
そうだよね。
状況判断だけアキトに任せて、やっぱり私はアキト軍寄りで進むしかない…か。
「リンって本当に戦神?」
「え?」
「軍師からすると下の下。愚策でしかない馬鹿げた策を、本当にやるつもりなの?」
酷い言われようだけど。
でも、それが事実。
「戦神なんて、迷信もいいとこだよ。私には、この腕に抱えられるくらいの人しか…結局守れはしないから。」
本当に戦神を宿せるならば、己の軍の犠牲もなく完全勝利の道が見えるに違いない。
「だから、せめてこの場にいる人くらいは…私の策をもって守り抜いてみせるよ。」
それ以外の犠牲はたぶん救えない。
私は戦神じゃない。
無力なただの人間だから。

