(一)この世界ごと愛したい





明日に備えて寝なくてはと思いつつも。


全然眠たくない私。



それを見たるうがまた、気を利かせて稽古をしようと申し出てくれて。




…るうには、本当に救われる。




まだ少し夜が更けたとは言えない時間だから、いいだろうと言うことで。


いつぶりだろう、稽古場に来ました。





「五でいいか?」


「んー、戦も近いし六でいこう。」



さらに夜で暗い。


今の私からすれば、絶好の稽古日和だ。





暗い中で視界は悪いけど。


まあ、やっぱり戦えないことはないな。




「っと…。やっぱ暗えな。」


「まー夜だしね。」



慣れておかねば。


この暗さ。この視界。







「いい稽古だねー。」


「は?」




時間の許す限り稽古を続け、日中のこともありすっかり疲れた私たち。


切り上げてお互いお風呂を済ませて、もうゴロゴロしています。