兎にも角にも、今日はお開きにして。明日またアキト軍との会議で会おうと言うことになり。
レンは自室へ。
そして、るうは…。
「んで、ノインが敵か?」
「そうっぽい。」
私の少しの変化で、そう感じたという。
「気に入らねえな、アイツ。」
「きっと利用されてるだけだよ。本人はたぶん私をレンから助けようって正義感で溢れてる。」
「アホだな。」
るうにはバレたけども。
他の将軍とレンには内緒にしておこうと二人で話し合って決めた。
その揺らぎさえ、私の足を引っ張りかねないから。
「だから、仕方ないけど南門はもう救えない。」
「そうか。」
「…私って聖女なんじゃないって思うくらい、少し申し訳ないと思ってる。」
「やめろ、無意味な情けだ。お前に聖女は柄じゃねえ。」
ちょっとはノッてくれてもいいじゃん!?
「それでお前を責める奴がいたら、俺が全員斬ってやる。」
「被害増大。」
「知るか。」
るうがそう言ってくれるから、少しだけ心が軽くなった気がする。

