そもそも、レンはどちらかと言えば巻き込まれただけに過ぎない。
寧ろ責任を感じるべきは私だ。
「謝るのは私。私の需要が高すぎるのが悪い。」
セザール王といい、エリクといい。
神の力なんて、そんなものに縋る気持ちは全く理解出来ないけど。
そもそも持ち合わせてないし。
「自分でそう言えるのが凄いね。」
「一回代わってみてほしいよ。嫌でもそう思えるようになるから。」
けど、私はそんな自分の需要も利用する。
もう使えるものは使う!!!
「けどリン、それたぶん気付くの遅いぞ。」
「え、そうなの?」
「少なくとも俺は十年以上前から知ってた。」
いや、それアレンデールからじゃん。
「アレンデールでは私に需要なかったよ。パパもハルもいたんだし。」
私なんて、お飾りの姫で。
ちょっと戦が強くて。ちょっと頭がいいだけ。
…ちょっと、は謙遜しすぎかな。

