私の判断は間違っていなかったことに、少しホッとしている。
作戦を伝えすぎなくてよかった。
「…わざわざ人払いなんて、何の用だったんだよ。」
部屋に戻って早々るうが不満そうに聞く。
「レンと別れてくれって頼まれた。」
「ああ?」
「…なんでるうが怒ってるの。」
それを聞いた当の本人のレンはきょとんとしているだけ。
変な人たちだな。まったく。
「すごく純粋で良い子なんだけどねー。」
「騙されるなリン。お前に色目使った時点でアイツは悪だ。敵なんだ。」
「意味わかんない。」
敵…と言われればそうかもだけど。
「それで、姫はなんて答えたの?」
「え?普通に今はとりあえず戦を頑張ろうねって話で終わったけど?」
「あ、そう。」

