(一)この世界ごと愛したい





けど、私が受け身の場合だけダメなのか?


私からはオッケーなのか?




「レンの思考回路難しすぎて、私には理解が出来ません。」


「婚儀が終われば偉そうなこと言うようになったもんだな?」


「気を付けるって言っちゃったけど…。」



でも、そんなレンには悪いけど。








「るうは大丈夫だよねっ!」



そう思うことにして、とりあえず私は先ほどの溢れる感謝を行動で示すように。


もう一度手を伸ばして、るうに飛び込んだ。





いくらレンが不平不満を抱えても、私にはるうを蔑ろには出来ません!!!





「当たり前だ。何なら俺が最優先だろ。」



飛び込んだ私を軽々受け止めるるうは、まだブツブツとレンに文句を言っています。





「シロにご飯あげてから帰ろー。」



私は馬小屋の隣に併設された飼育員室で餌をあげたいことを伝えると、少しならいいよと言ってくれたので。


もらった餌をシロに食べさせてあげた。