(一)この世界ごと愛したい





私はるうに日程を伝える。


るうは特に思うところもないようで、普通に聞き流されました。




「あ、そうだ。」


「ん?」


「シロ連れてきといたぞ。」


「…えっ!?」



シロいるの!?




シロとは私の愛馬。


それはもう強力な助っ人と言っても過言ではない。私といつも戦を駆け回っている軍馬です。





「嬉しい!シロがいれば百人力だね!」


「俺だろ。」


「だからるうは今回は百じゃ足りないんだってー。」



けど、るう流石です!!!


気が利くと言うか、気配り力がすごいと言うか。感謝してもしきれません。





「シロに会いに行ってもいい?」


「俺も行く。」


「…寝てなくていいのかな。」


「何ともねえよ。そんな心配なら薬飲みながら行ってやる。」



いや、せめて飲み終えてから行こうよ。


と言うことで、るうのお薬タイム終了後に馬小屋へ案内してもらった。