(一)この世界ごと愛したい





一旦周りの注意全てを取り払い。



大気と気温、風だけに持てる神経全てを捧げる。





…狙い通りの天候を、果たして読み取ることは出来るのか。





こんな時こそ。


神様、力を貸してください。












「……決めた。」





決戦は、四月三十日。




流石の私も、正確には読み取れはしなかった。


情報と直感…ほとんど直感頼りだけど。




後は来たる日に考えよう。




私の策が上策となるか、愚策となるか。


一つの賭けに出ます。






天候に相違あっても、最悪この手で全てを守り通してみせる。