私は素早くレンが置いて行った薬をるうに渡す。
「飲んでください!」
「う…。」
るうは渋々その薬を飲む。
そうか。
熱にやられておかしくなってただけか。
だからって、少し過激すぎたと思いますが。私そこそこ酸欠で死ぬかと思ったんですが。
「悪い、熱の所為か身体が勝手に動いた。」
「そ、そんなことあるの!?」
「ああ、けどもう大丈夫だ。(あるわけねえだろ。)」
それは大変だな。
レンの薬でどうか早く治りますように。
「じゃあ本当にもう寝てて?」
「…ああ。」
「私、ちゃんとすぐ近くにいるからね。」
そう言って私は椅子に座り、各署へ必要な伝達書類の作成に取り掛かる。
けど、やっぱり中々集中できなくて。
さっきのるうのキスが、隙を見てはフラッシュバックして私は悶々としては集中せねばと筆を取ったりを繰り返した。
作業の合間で、るうをチラッと見ると既に夢の中。
レンはもしかしてまた眠剤を盛ってないかと、疑ってしまうが大人しく寝てくれてるからいいかと思うことにした。

