あまりに苦しくて、びっくりして。
私はるうを押してみるけど、全然敵わなくて。
「る…っぅ。」
頭が痺れる感覚に苛まれる。
そんな気がしたら、るうがようやく唇を離したので。私は無意識に必死に酸素を取り込む。
「っはあ…、ッ…。」
「……。」
苦しくて、目に涙が溜まる。
「リン。」
そう私を呼ぶ声が。
どこか、いつもより低く聞こえる。
「っる、るう…もう無理っ…!」
またるうの顔が近付いてくるので、私はるうの身体を力の限り押し返す。
そんな私の手はあっけなく掴み取られた。
…警報が鳴る。
離れなきゃダメだと、理解してる。
「…やっぱ…駄目だな。」
るうは小さくそう呟いて、私を解放した。
「…熱い。」
「え?」
「頭…痛え。」
私はるうの額に自分の額を当てる。
「あつっ!!!」
大変だ!やっぱりぶり返した!!!
お薬飲んでないんじゃないの!?飲ませたらきっと良くなるよね!?

