「見てみたかった。」
「…何を?」
「お前がどんだけ取り乱してたか。」
なんて悪趣味なことを言うんだ。
「…けど、心配すんな。」
「え?」
「怖いこと、思い出させて悪かった。」
何もかもお見通しなるうが、やっぱり憎い。
私がハルと重ねてしまったことを、るうは気付いてて。気付いた上で謝った。
「…いいよ。ちゃんと起きたから。」
「当たり前だろ。」
「けどあんな酷い雨の中帰ってこなくても。どこかで雨宿りするとか出来たでしょ?」
雨を凌ぐ方法なんて、他にもあっただろうに。
「一秒でも早く帰りたかったんだ。」
「帰るって、アレンデールから来たなら帰る方向逆じゃん。」
「お前が俺の帰る場所だろ。」

