私は病み上がりのるうに申し訳ないと思いながらも、一先ずシャワーを浴びる。
「るうが元気になって、よかった…。」
そう呟くほど、気分は晴れやかで。
るんるんでシャワーを終えた私は部屋へ戻ると、るうはどうやらまだ怒っているようで。
「だーかーらー!ちゃんと食べたの!」
「嘘つけ。じゃあ何食べたか言ってみろ。」
「…食事会でたくさん食べた。」
「つまりここでは何も食ってねえんだろ!?」
こんな言い合いが、もうずっと続いています。
「お菓子は食べたよ?」
「んなこと聞いてねえよ!なんでお前はそうやって自分のことに関心ねえわけ!?」
「忙しかったのは本当だし!作って食べる暇なんてなかったの!!」
「こんな小賢しい細工する暇あったら食えるだろ!?」
もうお互いヒートアップして止まらない。
分かってる。るうは病み上がりなんだし、優しくしなきゃいけない。私が大人になって休ませなきゃ。
…分かってるのに。
「ったく。お前なんでそんなに生活力ないわけ?」
カッチーンとくるのよ。
私が言い返そうとした時、部屋のドアが開いたので思わず口を閉じる。
「…ルイ大丈夫そう?」
レンが心配してやってきた。
「お前なあ。」
「え?」
「鍵は!?」
「…あ。」
昨晩、掛け忘れましたね。はい。

